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2008年11月 アーカイブ

2008年11月10日

アマヅラ(甘葛)

アマヅラ(甘葛)は、甘味料のひとつであり砂糖が貴重な時代には水飴と並んで重宝された。

一般的にはブドウ科のツル性植物(ツタ(蔦)など)のことを指しているといわれる。一方で、アマチャヅルのことを指すという説もあり、どの植物かは固定されていない。

[編集] 歴史

縄文時代の貝塚の中から出土されており、この頃から甘味料として利用されたと思われる。安土桃山時代になり砂糖の輸入が活発になると都市部でアマヅラの需要はほぼ無くなり、さらに、江戸時代に砂糖の大量供給が実現すると全国的にアマヅラを作るところは少なくなった。

清少納言は、枕草子で貴族がカキ氷のうえにアマヅラをかけて食べる描写を書いている。

[編集] 造り方(ツタの場合)

1. ツタを伐採し、さらに30センチ間隔に切り取る。
2. 切り取ったツタの一方に口を当てて息を吹き込み、中の樹液を採取する。
3. 採取した樹液を煮詰めて水分を飛ばし、粘りのあるシロップ状にしたら出来上がりである。

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2008年11月28日

禁葷食(きんくんしょく)

禁葷食(きんくんしょく)は、仏教の思想に基づくベジタリアン食のこと。

仏教においては、殺生を禁ずる目的から、動物性の食品を食べることを禁じられた他、葷と呼ばれるにおいの強い野菜類を食べることもさけられた。多くの場合、陰陽思想に基づく五葷(ネギ・ラッキョウ・ニンニク・アサツキ・ニラ)を避けるのが特徴である。精進料理に近いものがある。

大きな寺院などに行くと、「不許葷酒入山門」あるいは「不許葷肉入山門」という石碑が建っていることがある。

これは「葷肉の山門に入るを許さず」と読み、肉や生臭い野菜を食べたものは、修行の場にふさわしくないので立ち入ってはならない意味を示す。

なお、これと伝統的な穢れの思想が絡み合い、差別の原因になったことがあるので、この石碑自体が差別的な意味を持っているかのように語られることがあるが、この石碑自体は単純に肉食を禁じただけで、差別につながるものではない

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